木や木材に関する調査・研究が集まるデータベース

WOOD DESIGN LIBRARY

木や森林が大きく注目を集めている今、以前にも増して木や木材に関する正しい情報が求められるようになりました。本データベースでは、必要とする情報にアクセスしやすい環境を提供しています。

PickUP

オフィスにおける新たな構造を有する木製家具の「効果」検証事業 成果報告書

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データベース使用に際してのルール

本データベース利用に関しては、ルールが設けられています。ご利用および掲載情報引用の際は、必ずこちらのルールをご一読いただき、ルールを順守の上、ご活用いただきますようお願いいたします。また本データベースから転送されるウェブサイトに記載された情報に関しては、転送先のルールに従いご活用ください。

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Contents

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コンテンツ一覧

  • 監修挨拶

    ウッドデザイン賞受賞作を中心に木材利用による「人への効果・効能」、「環境影響・貢献」「経済・社会的効果」、「マーケティング・販促」などに関する調査・研究がビジュアルにわかりやすくまとめられています。是非、ご活用ください。

    慶應義塾大学名誉教授 伊香賀 俊治

  • 監修挨拶

    このデータベースは木材をもっと活用したいとお考えの方、木を使うとどのような良いことがあるか?という情報をお探しの方にぜひご覧いただければと思います。良い情報を見つけていただき、良い「木づかい」に繋げていただくことを願っています。

    東京大学大学院農学生命科学研究科 教授 恒次祐子

  • #34

    無花粉スギの苗⽊だけを量産する⾰新的技術を開発

    ・環境貢献

    無花粉スギの苗⽊だけを量産する⾰新的技術を開発

    無花粉スギの判別と量産法を確⽴しマニュアルとして公開しました。未熟種⼦から発生したカルスを培養し、無花粉スギの原因となる遺伝⼦(MS1)を⽬印として選別して⽤いることで、⽣産する苗⽊を全て無花粉スギにすることが可能です。さらに、組織培養技術を活⽤することで試験⽣産にとどまらず、商業規模での⼤量⽣産への道もひらかれました。

    ・環境貢献

  • #33

    日本の森林・木材利用の現状

    ・森林の現況

    ・まとめ

    日本の森林・木材利用の現状

    人の手で植えられた人工林は森林の約4割の約1020万haを占めます。樹種別にはスギ44%、ヒノキ25%、カラマツ10%と針葉樹が中心です。自然の力で更新される天然林等は森林の約6割。

    ・森林の現況

    ・まとめ

  • #32

    木材の匂いを嗅ぐと、免疫力が上昇したとの報告があり...

    ・免疫力

    木材の匂いを嗅ぐと、免疫力が上昇したとの報告があります

    木材や森林の香り(フィトンチッド)には、免疫力を高める効果が期待されています。森林浴をすると、ナチュラル・キラー(NK)細胞が活性化し、がん細胞やウイルス感染細胞を攻撃する能力が向上し、この効果は30日後まで持続します。また、森林の香りは唾液中の免疫抗体(sIgA)を増やし、細菌やウイルスの侵入を防ぐ効果も確認されています。都市部と森林部を比較した研究では、森林部の方が免疫力がより向上することが示されています。

    ・免疫力

  • #31

    木材の匂いが、心にも体にもリラックス効果があること...

    ・居住性

    木材の匂いが、心にも体にもリラックス効果があることが分かってきました

     木材の香りは、心身にリラックス効果をもたらし、血圧低下などの生理的効果も確認されています。木が放出するフィトンチッドと呼ばれる揮発性物質には、心理的リラックス効果や免疫機能の向上作用があります。特にテルペン類と呼ばれる有機化合物(例:α-ピネン、リモネン)は、リラックス効果が確認されています。また、森林の香りが人間の生理的ストレスを軽減し、自然環境に近い状態を思い起こさせることが、リラックス効果につながっていると考えられます。

    ・居住性

  • #30

    木造建築は、他の構造と同等の火災安全性が確保出来る...

    ・防火

    木造建築は、他の構造と同等の火災安全性が確保出来るようになっています

    木造の耐火構造は、被覆型、鉄骨内蔵型、燃え止まり型の3手法が実用化されています。現在、すべての主要構造部について1時間耐火構造の部材が開発されていますので、最上階から数えて4層までを木造で作る事が出来ます。さらに、最近では被覆型による2時間耐火構造部材が開発され、大臣認定取得されています。

    ・防火

  • #29

    木材を塗装すると人目を引き付ける度合いに変化がみら...

    ・誘目性

    木材を塗装すると人目を引き付ける度合いに変化がみられます

    木製品への塗装の有無や塗装の種類により、木目模様の見え方やコントラストがかなり変わります。 コントラストが変わると誘目性も変化するので、塗装によって木材の誘目性をコントロールすることができるといえます。

    ・誘目性

  • #28

    木造建築は、他の構造と同等の耐震性能を有しています

    ・耐震性

    木造建築は、他の構造と同等の耐震性能を有しています

    法的に見ると、建築基準法で定めている耐震性能レベルは構造種別に関わらず同じです。木造だからと言って、基準法で要求している耐震性能レベルを満たしていないなどということはありません。建て主や設計者が設定する目標性能が同じであれば、地震の耐え方に違いがあるものの、構造種別の違いによる耐震性能レベルの違いはありません。

    ・耐震性

  • #27

    木材には人の目を引き付ける性質があることが分かって...

    ・誘目性

    木材には人の目を引き付ける性質があることが分かってきました

    木材の表面には、無数の微細な溝が隙間なく並んでいます。 溝に当たった光は、鏡のように一様ではなく複雑に反射されるので、ギラッキの少ないまろやかな光沢を生み出します。

    ・誘目性

  • 監修挨拶

    ウッドデザイン賞受賞作を中心に木材利用による「人への効果・効能」、「環境影響・貢献」「経済・社会的効果」、「マーケティング・販促」などに関する調査・研究がビジュアルにわかりやすくまとめられています。是非、ご活用ください。

    慶應義塾大学名誉教授 伊香賀 俊治

  • 監修挨拶

    このデータベースは木材をもっと活用したいとお考えの方、木を使うとどのような良いことがあるか?という情報をお探しの方にぜひご覧いただければと思います。良い情報を見つけていただき、良い「木づかい」に繋げていただくことを願っています。

    東京大学大学院農学生命科学研究科 教授 恒次祐子

  • #34

    無花粉スギの苗⽊だけを量産する⾰新的技術を開発

    ・環境貢献

    無花粉スギの苗⽊だけを量産する⾰新的技術を開発

    無花粉スギの判別と量産法を確⽴しマニュアルとして公開しました。未熟種⼦から発生したカルスを培養し、無花粉スギの原因となる遺伝⼦(MS1)を⽬印として選別して⽤いることで、⽣産する苗⽊を全て無花粉スギにすることが可能です。さらに、組織培養技術を活⽤することで試験⽣産にとどまらず、商業規模での⼤量⽣産への道もひらかれました。

    ・環境貢献

  • #33

    日本の森林・木材利用の現状

    ・森林の現況

    ・まとめ

    日本の森林・木材利用の現状

    人の手で植えられた人工林は森林の約4割の約1020万haを占めます。樹種別にはスギ44%、ヒノキ25%、カラマツ10%と針葉樹が中心です。自然の力で更新される天然林等は森林の約6割。

    ・森林の現況

    ・まとめ

  • #32

    木材の匂いを嗅ぐと、免疫力が上昇したとの報告があります

    ・免疫力

    木材の匂いを嗅ぐと、免疫力が上昇したとの報告があります

    木材や森林の香り(フィトンチッド)には、免疫力を高める効果が期待されています。森林浴をすると、ナチュラル・キラー(NK)細胞が活性化し、がん細胞やウイルス感染細胞を攻撃する能力が向上し、この効果は30日後まで持続します。また、森林の香りは唾液中の免疫抗体(sIgA)を増やし、細菌やウイルスの侵入を防ぐ効果も確認されています。都市部と森林部を比較した研究では、森林部の方が免疫力がより向上することが示されています。

    ・免疫力

  • #31

    木材の匂いが、心にも体にもリラックス効果があることが分かってきました

    ・居住性

    木材の匂いが、心にも体にもリラックス効果があることが分かってきました

     木材の香りは、心身にリラックス効果をもたらし、血圧低下などの生理的効果も確認されています。木が放出するフィトンチッドと呼ばれる揮発性物質には、心理的リラックス効果や免疫機能の向上作用があります。特にテルペン類と呼ばれる有機化合物(例:α-ピネン、リモネン)は、リラックス効果が確認されています。また、森林の香りが人間の生理的ストレスを軽減し、自然環境に近い状態を思い起こさせることが、リラックス効果につながっていると考えられます。

    ・居住性

  • #30

    木造建築は、他の構造と同等の火災安全性が確保出来るようになっています

    ・防火

    木造建築は、他の構造と同等の火災安全性が確保出来るようになっています

    木造の耐火構造は、被覆型、鉄骨内蔵型、燃え止まり型の3手法が実用化されています。現在、すべての主要構造部について1時間耐火構造の部材が開発されていますので、最上階から数えて4層までを木造で作る事が出来ます。さらに、最近では被覆型による2時間耐火構造部材が開発され、大臣認定取得されています。

    ・防火

  • #29

    木材を塗装すると人目を引き付ける度合いに変化がみられます

    ・誘目性

    木材を塗装すると人目を引き付ける度合いに変化がみられます

    木製品への塗装の有無や塗装の種類により、木目模様の見え方やコントラストがかなり変わります。 コントラストが変わると誘目性も変化するので、塗装によって木材の誘目性をコントロールすることができるといえます。

    ・誘目性

  • #34

    無花粉スギの苗⽊だけを量産する⾰新的技術を開発

    ・環境貢献

    無花粉スギの苗⽊だけを量産する⾰新的技術を開発

    無花粉スギの判別と量産法を確⽴しマニュアルとして公開しました。未熟種⼦から発生したカルスを培養し、無花粉スギの原因となる遺伝⼦(MS1)を⽬印として選別して⽤いることで、⽣産する苗⽊を全て無花粉スギにすることが可能です。さらに、組織培養技術を活⽤することで試験⽣産にとどまらず、商業規模での⼤量⽣産への道もひらかれました。

    ・環境貢献

  • #33

    日本の森林・木材利用の現状

    ・森林の現況

    ・まとめ

    日本の森林・木材利用の現状

    人の手で植えられた人工林は森林の約4割の約1020万haを占めます。樹種別にはスギ44%、ヒノキ25%、カラマツ10%と針葉樹が中心です。自然の力で更新される天然林等は森林の約6割。

    ・森林の現況

    ・まとめ

  • #32

    木材の匂いを嗅ぐと、免疫力が上昇したとの報告があります

    ・免疫力

    木材の匂いを嗅ぐと、免疫力が上昇したとの報告があります

    木材や森林の香り(フィトンチッド)には、免疫力を高める効果が期待されています。森林浴をすると、ナチュラル・キラー(NK)細胞が活性化し、がん細胞やウイルス感染細胞を攻撃する能力が向上し、この効果は30日後まで持続します。また、森林の香りは唾液中の免疫抗体(sIgA)を増やし、細菌やウイルスの侵入を防ぐ効果も確認されています。都市部と森林部を比較した研究では、森林部の方が免疫力がより向上することが示されています。

    ・免疫力

  • #31

    木材の匂いが、心にも体にもリラックス効果があることが分かってきました

    ・居住性

    木材の匂いが、心にも体にもリラックス効果があることが分かってきました

     木材の香りは、心身にリラックス効果をもたらし、血圧低下などの生理的効果も確認されています。木が放出するフィトンチッドと呼ばれる揮発性物質には、心理的リラックス効果や免疫機能の向上作用があります。特にテルペン類と呼ばれる有機化合物(例:α-ピネン、リモネン)は、リラックス効果が確認されています。また、森林の香りが人間の生理的ストレスを軽減し、自然環境に近い状態を思い起こさせることが、リラックス効果につながっていると考えられます。

    ・居住性

  • 監修挨拶

    ウッドデザイン賞受賞作を中心に木材利用による「人への効果・効能」、「環境影響・貢献」「経済・社会的効果」、「マーケティング・販促」などに関する調査・研究がビジュアルにわかりやすくまとめられています。是非、ご活用ください。

    慶應義塾大学名誉教授 伊香賀 俊治

  • 監修挨拶

    このデータベースは木材をもっと活用したいとお考えの方、木を使うとどのような良いことがあるか?という情報をお探しの方にぜひご覧いただければと思います。良い情報を見つけていただき、良い「木づかい」に繋げていただくことを願っています。

    東京大学大学院農学生命科学研究科 教授 恒次祐子

  • 木のイラスト
  • 木のイラスト
  • 木のイラスト
  • #22

    木の床が歩行感や安全性に与える影響

    ・居住性

    木の床が歩行感や安全性に与える影響

    疲れにくく、転倒もしにくい木造床とするためには、木材への塗装や床組、 床材に配慮し、最適な「すべり」や「かたさ」 にすることが重要です。

    ・居住性

  • #21

    木材は視覚的に心理的な印象と生理面に影響することが分かってきました

    ・誘目性

    木材は視覚的に心理的な印象と生理面に影響することが分かってきました

    木材の外観は、一般に「木材色」、「木目模様」、「光沢」で特徴づけられます。 木材を内装に用いた部屋では、視覚的効果で「あたたかい」「自然な」印象を与えるだけでなく、血圧、心拍などの生理応答にも影響を及ぼすことが実証されています。

    ・誘目性

  • #20

    内装の木質化は、睡眠の質や知的生産性が向上する傾向が確認されています

    ・生産性

    内装の木質化は、睡眠の質や知的生産性が向上する傾向が確認されています

    木材のリラックス効果により、良質な睡眠をもたらし、日中の知的生産性の向上につながることが期待されます。内装に無垢材をしようしていない部屋と比較し、無垢材を使用した部屋では、深睡眠の時間が優位に長く、日中の作業効率も優位に高くなる傾向が確認されています。

    ・生産性

  • #19

    人がいる居住空間内で、木材は湿度を調節してくれます

    ・居住性

    人がいる居住空間内で、木材は湿度を調節してくれます

    室内の壁、床、天井に無垢材など木材を内容に用いると、木材の吸放湿作用が室内空間の湿度をある程度一定に保ちます。それによって、過ごしやすい環境づくりが可能になります。 また、湿度を保つことでハウスダストの原因となるダニや最近の存在がしにくい環境にもなります。

    ・居住性

  • #18

    木材を内装や外装に使ったときに、人の印象に与える影響

    ・居住性

    木材を内装や外装に使ったときに、人の印象に与える影響

    戸建住宅の工法や外装によって、居住者の成熟度・対人関係・自信に関わる印象が変わります。 建築物の内外装に使われた木材の視覚的効果によって、「あたたかなイメージ」など良好な印象を与えることが明らかにされています。

    ・居住性

  • #17

    地域産材を用いた木造のドーム建築

    地域産材を用いた木造のドーム建築

    有名な建築家でありエンジニアであったB.フラーは、ドーム建築理論を提唱し、その理論を世界中に広めた。そのドームは「フラーのドーム」と呼ばれている。この理論によって、いくつかの加工研究所や建築が建設され、最近ではフラーのドームが木造住宅に応用されることになった。 本研究の最終目標は、木造部材を用いたフラー・ドームの構造設計法を提案することである。基礎研究として、鉛直載荷実験と有限要素法によるモデル化を行った。

    ・ウッドデザイン賞受賞作

  • #16

    心理量を物理量で評価するツール

    心理量を物理量で評価するツール

    手法的には、マグニチュード推定法のひとつです。S.S.Stevens(1957)に始まるマグニチュード推定法は、好き嫌い、意見の強さ、といった心理量を、重さ選択、握力発揮などの物理量で表現させることによって推定するものです。 積み木、木工細工など、子どもが小さい頃から(あるいは歴史的にも)慣れ親しんできた木工玩具の形態をとっています。 この2つを組み合わせた効果として子どもは玩具で遊ぶような感覚で、ストレスを感じることなく、心理量を評価できる最適解が本ツールです。

    ・ウッドデザイン賞受賞作

  • #15

    子どもにおける木質内装空間の抗疲労効果に関する研究

    子どもにおける木質内装空間の抗疲労効果に関する研究

    子どもの疲労という社会問題の解決に寄与するため、抗疲労空間の研究を行いました。検証は木質内装空間と非木質の空間を用意し、その中で子ども達に作業を行ってもらい、作業前後の疲労度を計測する手法をとり、その結果、自律神経機能や認知機能に対して影響が見られ、木質内装に抗疲労効果があることを実証しました。

    ・ウッドデザイン賞受賞作