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海と山を結ぶ森づくり「サザエさん森へ行く 植樹ツアーin秩父2024」開催。植樹活動に140名参加
ニュースリリース
2024.11.01
【 海と山を結ぶ森づくり「サザエさん森へ行く 植樹ツアーin秩父2024」開催】
ー植樹活動に140名参加。林野庁・秩父市が後援ー
「サザエさん森へ行く 植樹ツアーin秩父2024」が10月27日に開催され、約140人の参加者が苗木400本の植樹を行った。主催は伊佐ホームズ株式会社(東京都世田谷区)と一般社団法人日本ウッドデザイン協会(東京都千代田区)、後援は林野庁と秩父市。
「サザエさん」は1946(昭和21)年から漫画化、1969(昭和44)年からはアニメ化され、長く国民に愛されている。林野庁は昨年4月、「サザエさん」の著作権を管理する長谷川町子美術館と協力体制を築き、サザエさん一家に「森林の環(もりのわ)応援団」を委嘱した。森林資源の持続的利用を推進するため「木を伐(き)って、使って、植えて、育てる」ことの理解を深める活動の一環。また、今年は海にまつわる名前を持つ一家にちなんで、NPO海さくらが特別協力に加わり、海と山を結ぶ森づくりをテーマに参加者に里海と里山の理解を深める講話会や探索を行った。
参加者たちは西武秩父駅から貸し切りバスで植樹地へ移動して植樹を行った。用意された苗木は27種類ほど。様々な種類の苗木を適度な間隔で植え、天然林の状態を目指す。木の特性を活かし、多様性のある雑木林にすることで、森林がもつ本来の力と役割を育てることができるという。
東京農業大学の上原巌教授は「天然林、いわゆる雑木林の効用は人工林とは違う。様々な鳥や動物が生息する中で、樹々の繁殖を助けている。この森はもともと天然の雑木林であった場所を間伐して人が入りやすくなった場所。根元から二股に分かれている木があるが、切られた切り株から出た新芽が2本育っていった状態がこのようになっている。自然な森はそのような成り行きで作られ木々が存在していることを感じてほしい。」と話す。
新芽を探す時間では各自が様々な種類の広葉樹の新芽を見つけることができ、参加者からは森での新鮮な体験に驚きと喜びの声が聞かれた。
イベントの最後には、五感拡張型クリエイティブ制作室「TATE Lab.」(秩父郡横瀬町)へ移動。加工機『ショップポット』のデモンストレーションを見学した後『ショップポット』で加工した絵馬二枚に名入れを体験。一枚は植樹地に掛け、一枚は土産として持ち帰った。
サザエさんの著者・長谷川町子さんの生誕100周年を機に、2020年に開館した「長谷川町子記念館」を伊佐ホームズが設計・施工したことや、伊佐裕社長の出身地と長谷川さんが幼い頃に福岡で過ごした経験があることなどの縁が今回の企画の始まり。
日本ウッドデザイン協会の末広専務理事は「天候にも恵まれ、森の中での植樹や講話、そして食事などをできてとても有意義な時間が過ごせた。参加された方々、大人も子どもも満足されたと思う。」と話す。
ー植樹活動に140名参加。林野庁・秩父市が後援ー
「サザエさん森へ行く 植樹ツアーin秩父2024」が10月27日に開催され、約140人の参加者が苗木400本の植樹を行った。主催は伊佐ホームズ株式会社(東京都世田谷区)と一般社団法人日本ウッドデザイン協会(東京都千代田区)、後援は林野庁と秩父市。
「サザエさん」は1946(昭和21)年から漫画化、1969(昭和44)年からはアニメ化され、長く国民に愛されている。林野庁は昨年4月、「サザエさん」の著作権を管理する長谷川町子美術館と協力体制を築き、サザエさん一家に「森林の環(もりのわ)応援団」を委嘱した。森林資源の持続的利用を推進するため「木を伐(き)って、使って、植えて、育てる」ことの理解を深める活動の一環。また、今年は海にまつわる名前を持つ一家にちなんで、NPO海さくらが特別協力に加わり、海と山を結ぶ森づくりをテーマに参加者に里海と里山の理解を深める講話会や探索を行った。
参加者たちは西武秩父駅から貸し切りバスで植樹地へ移動して植樹を行った。用意された苗木は27種類ほど。様々な種類の苗木を適度な間隔で植え、天然林の状態を目指す。木の特性を活かし、多様性のある雑木林にすることで、森林がもつ本来の力と役割を育てることができるという。
東京農業大学の上原巌教授は「天然林、いわゆる雑木林の効用は人工林とは違う。様々な鳥や動物が生息する中で、樹々の繁殖を助けている。この森はもともと天然の雑木林であった場所を間伐して人が入りやすくなった場所。根元から二股に分かれている木があるが、切られた切り株から出た新芽が2本育っていった状態がこのようになっている。自然な森はそのような成り行きで作られ木々が存在していることを感じてほしい。」と話す。
新芽を探す時間では各自が様々な種類の広葉樹の新芽を見つけることができ、参加者からは森での新鮮な体験に驚きと喜びの声が聞かれた。
イベントの最後には、五感拡張型クリエイティブ制作室「TATE Lab.」(秩父郡横瀬町)へ移動。加工機『ショップポット』のデモンストレーションを見学した後『ショップポット』で加工した絵馬二枚に名入れを体験。一枚は植樹地に掛け、一枚は土産として持ち帰った。
サザエさんの著者・長谷川町子さんの生誕100周年を機に、2020年に開館した「長谷川町子記念館」を伊佐ホームズが設計・施工したことや、伊佐裕社長の出身地と長谷川さんが幼い頃に福岡で過ごした経験があることなどの縁が今回の企画の始まり。
日本ウッドデザイン協会の末広専務理事は「天候にも恵まれ、森の中での植樹や講話、そして食事などをできてとても有意義な時間が過ごせた。参加された方々、大人も子どもも満足されたと思う。」と話す。