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【活動報告】世界に響く産地に学ぶ ―5月 旭川・東川視察会を実施

活動報告
2026.06.08
旭川・東川視察会を開催しました

2026年5月25日(月)~26日(火)の2日間、一般社団法人日本ウッドデザイン協会では、会員24名が参加する旭川・東川視察会を開催しました。

今回の視察では、北海道を代表する家具産地である旭川市・東川町を訪問し、広葉樹資源の活用、家具づくりの現場、デザインを軸としたまちづくり、そして行政・産業・教育が連携する地域づくりについて学びました。

原木の保管・製材・突板加工・合板製造・家具製造から、デザインセンターや人材育成拠点、公共施設まで、木材利用の川上から川下をつなぐ多様な現場を訪ね、それぞれの取り組みに込められた想いや工夫に触れる貴重な機会となりました。

旭川・東川の魅力は、優れた家具を生み出していることだけではありません。

森を育てる人、木を活かす人、ものづくりに携わる人、行政、教育機関、そして地域住民が、それぞれの役割を担いながらも、「地域の価値を未来へつなぐ」という共通の想いのもとにつながっていることにあります。

今回の視察を通じて私たちが強く感じたのは、産地の力は個々の企業や技術だけによって生まれるものではなく、人と人とのつながりや長年培われてきた信頼関係、そして地域全体で価値を育てていこうとする文化によって支えられているということでした。

また、広葉樹を余すことなく活用する技術や知恵、産地全体で人材を育てる仕組み、デザインを通じて地域の魅力を発信する取り組みなどは、木材利用の新たな可能性を考えるうえでも多くの示唆を与えてくれました。

視察先の皆さまとの意見交換では、産地が抱える課題や未来への展望についても率直なお話を伺うことができ、参加者一人ひとりにとって学びの深い時間となりました。

ご多忙のなか現場をご案内くださった皆さま、講演や意見交換にご協力いただいた皆さま、そして温かく迎えてくださった旭川・東川の関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。

日本ウッドデザイン協会では、こうした先進的な取り組みや地域の知恵に直接触れ、会員同士が学び、交流する機会を今後も大切にしてまいります。

会員の皆さまとともに木の価値を社会へ伝え、新たな可能性を探る活動を全国で展開していくことも、協会の大切な役割の一つです。今回のような視察会や交流の機会を通じて、多様な分野の知見がつながり、新たな挑戦や連携が生まれることを期待しています。

木材利用、建築、デザイン、教育、森林・林業、地域づくりなど、木を活かした豊かな社会づくりに関心をお持ちの皆さまのご参加をお待ちしております。
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